私の少年
」のレビュー

私の少年

高野ひと深

七巻最後、泣きました…改

ネタバレ
2020年6月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 下は以前かいたものですが、最終巻まで来て一気にイメージガラリ。

ハシゴはずされた気分と言いますか‥

この終わり方?というか、終わりがあまりにも無理くり過ぎて、読みながら、えええええ????でした。

打ち切りにあったのか、作者が独りよがり担ってしまったのかわかりませんが。
伏線回収ままならずだし、緊急幕引き感がすごいし、絵が崩れてビックリ。

伏線回収上手な人の作品見ると、編集者の手腕って大事なのかもな、とも思いました。

登りまでの景色が良くて下りが???なジェットコースター乗ってるみたいな。

もう少し時間おいてからまた見直そうかな。




なんかグイグイ胸に突き刺さるものがありました。

ちょっとずつ明かされる真修の出自や家庭環境、七巻で露呈する聡子の母親との確執や家族に対する複雑な感情、二人の距離が近いのに遠いのか遠いのにすごい近いのか、たくさんの壁、恋って気持ちで片付かないないまぜなのか、シンプルに恋なのか。
普通に面白い漫画だと思っていましたが、七巻は久々に胸がいっぱいになりました。
最後、ちょっと泣きました。大人も大人げなかったり、子供のが大人だったり。ああ、そうだよね、そうなんだよね。聡子の気持ちって、ああいうことなんだよね。作者、天才なの?

八巻、楽しみすぎです。。
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