このレビューはネタバレを含みます▼
とっても素敵なお話ばかりで平穏で、姫子ちゃんは可愛らしく、文治さんはとってもかっこいい! …でも、何かが隠れているような気がして。姫子ちゃんはとても可愛くてみんなに愛されていて、読んでいてとってもほっこりする。それに関わる文治さんも姫子ちゃんをとても大事に扱っていて、怖がらないように、楽しませようと笑顔を絶やさず優しく接している。ただ、文治さんを見ているとざわざわしてくるのだ。あのくっきりとした隈は人相の書き分けだけなのだろうかとか、嵐の中1人寝ていなかったのはあの隈と関係あるのだろうかとか、皆さんのレビューを見ていると歴史上大きな事が起こるであろう事も示唆されている。文治さんの優しい顔には軍人の、大人の完璧さがあって、それがいつか綻ぶ時が有るのだろうかと、それは平穏じゃなくなる時なのか。ざわざわするのだ。…それが杞憂でありますように。