薔薇王の葬列
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薔薇王の葬列

菅野文

残酷な描写でさえ美しい

2020年9月17日
まるで音楽が聞こえてくるかの様な始まり方で映画かオペラ(見たことないのですが)の様です。リチャード(主人公)がみせる女性としての表情や描写が魅力的で…。途中からは性別は関係なくリチャード自身に魅力があると思うのですが。政治的な部分や敵をどう排除するかもハラハラします。が、一番の見せ場は少女漫画らしい展開とシーンです!バッキンガムがここまでになるとは!ケイツビーも好きです。と、いうかリチャードを好きになるキャラクター全員応援してます。それから、正直、菅野先生の描く情熱的なラブシーンが読めると思っていなかったので、あわわわとなっています(ありがとうございます)
どうかリチャードが幸せになりますように。
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