薔薇王の葬列
」のレビュー

薔薇王の葬列

菅野文

シェイクスピアも史実も知らないと。

2020年9月18日
14巻まで読みました。高評価が何故かわからなかったが、3巻くらいから急に面白くなってくる。やっとリチャードの物語がはじまる感じ。シェイクスピアも史実も知らなかったので、始めの数巻はついていくのにやっと。そこから両性具有の設定が活きてくる。

母親から悪魔と言われるのは、両性具有=悪魔の宗教的認識があるからだと数巻読み進めてから気がついた。(前半にも書いてあったのかもしれない)ジェンダーレスの感覚がある私達が読むと何故そこまで差別されるの?と思ってしうかも。

気になって史実を調べてしまって、この先の展開を知って後悔している。違う展開を期待‼︎完結してから調べた方が楽しめるかも。史実もシェイクスピアも知らない人は是非!
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