愛されたがりの処方箋【単行本版(電子限定描き下ろし付)】
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愛されたがりの処方箋【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

内海ロング

どちらが「愛されたがり」なのか!?

ネタバレ
2020年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 年下ヒモ男・桔平×セック/ス依存症の医者・奏介のお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで合計199ページ。過去の片思い&失恋を拗らせてセック/ス依存症になってしまった奏介が「愛されたがり」の方かと思いきや、実は桔平の方が「愛されたがり」だったという。一見自信たっぷりなのに、実は自分に自信がないばかりに奏介の言葉を信用できず、嫉妬から奏介を傷つけてしまう桔平。本気で好きになってしまったからこそ自信が無くなってしまうんだろうなぁ。最初から最後までストーリーがしっかり練られていた印象で、とても読み応えがありました。絵はところどころ雑に見える箇所があるものの、全体的にスッキリしていて読みやすかったです。奏介のビジュアルが私にはちょっと少年っぽすぎたかな。年上でしかもお医者さんなので、もうちょっと大人っぽく見える髪型とかだったら尚良かったと思いました。
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