ラブミー・ラブマイドッグ
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ラブミー・ラブマイドッグ

那梧なゆた

大型ワンコの眉毛に目が釘付け👁

ネタバレ
2020年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作のみ全6話+描き下ろしで合計185ページ。前作「星とハリネズミ」のスピンオフですが、私は前作未読です。前作に出てくる登場人物は本作品には出てこないので、こちら単品でも全く問題なく読めると思います。
新人編集・愛ちゃんと、愛ちゃんが担当する小説家・秋彦さんのお話です。愛ちゃんがすごい大型ワンコでした。なんかずっと犬の耳としっぽが見える…!ちょっと泣き虫なのが気になりましたが、大型ワンコ攻めが好きな人はハマると思います。あと愛ちゃんの凛々しい眉毛から目が離せなかった笑。過去の経験から恋愛に対しておよび腰になっている秋彦を、愛ちゃんが大きな愛情でその不安ごと包み込んでいく…というストーリー的には王道展開ですが、キャラが立っていて面白かったと思います。一つ気になったのは、初っ端で愛ちゃんが告白する場面。愛ちゃんには憧れの延長ではなく、100%好きというスタンスでいて欲しかったかな。徐々に気持ちが盛り上がって最後は純粋な愛情になりましたが、最初の告白〜セフ/レの提案あたりまでは愛ちゃんの「好き」がちょっとぼんやりしていたような気が。お互いの「好き」がもう少し分かりやすければ尚良かったかなと思いますが、作者さんの絵はとても好きなのでちょっとオマケで★5つにしました。
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