このレビューはネタバレを含みます▼
作者買いです。このフィカパのシリーズは基本は読み切り短編で、場合によっては続編が出る可能性があるということなんでしょうか？とりあえず現時点では１話のみ短編で表紙込み24ページ。短い中にもギュッと萌え要素が詰まっていて、是非続きが読みたくなる作品でした。内容は、建設会社に務める航（受け）と恋人のミケのお話です。ミケは実は幻の芸術家だけれど現在はヒモ状態。ヒモなんですが、溢れ出るスパダリ感が凄い！藤河先生の描く攻めはスパダリっぽくてとても良いんですよね。仕事で疲れて当たってしまった航のことをちゃんと理解していて、結局はミケが一枚上手という感じです。知らないうちにシャツにアイロンを掛けていたり、ここぞというツボを心得ているからヒモになれる、まさに正統派なヒモです。短いページ数なのにキャラの心情がきちんと描かれていて、端折られた感じが全くしませんでした。続編期待！
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