セラピーゲーム リスタート
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セラピーゲーム リスタート

日ノ原巡

あ、最高ってこういうのを言うのかな?

ネタバレ
2020年12月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。単行本の発売が決まってから、今日この日をずーっと待ってました!前作「セラピーゲーム」よりも更に良かった!
今回は、全5話+描き下ろしで合計186ページ。前作で恋人同士になった静真くんと湊ですが、今作では静真くんが無事に獣医になったところから始まります。念願の獣医になった静真くんですが、忙しすぎて湊と会う時間が少なくなって…という展開。何か大きな障害があるわけではないんですが、会えると思ってたら仕事で会えなくなったとか、会いたいけど仕事の邪魔をしたくないから我慢するとか、そういう湊の心情のアップダウンが本当に細かく描写されていて、湊に感情移入しながら一緒になって楽しめる作品です。湊が一見ツンツンした感じなのに、健気に我慢したり落ち込んだり、静真くんのことで一喜一憂している姿がとても良かった。会えなくて落ち込んでいる時はこちらも悲しくなるし、はぁ〜控えめに言って最高でした。絵もやっぱり綺麗で丁寧だし、好みど真ん中過ぎて辛いです。一つ物申すとすれば、白抜きが雑なこと。広範囲にわたってボヤボヤした白抜きだったので、もう少し形に沿った修正とかもう少しマシな修正なら文句なしでした。今作品ではちょっとしか出てきていないですが、どうやら医院長が曲者そう?続きがとても気になりますが、どうか静真と湊の仲をそんなに引っ掻き回さないで欲しい!次巻発売まで待てそうにないです。
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