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とろけるくちびる more melty 【電子限定特典付き】
ボリュームたっぷり254ページ！
2020年12月18日
試し読みせずに新刊を購入する数少ない作家さんの一人です。今回も、前作「とろけるくちびる」の続編が発売されると知ってからずっと楽しみにしていました！今回は、前作でセ/フレから晴れて恋人同士になった人気俳優の理久とイケメン会社社長の涼くんが色々障害を乗り越えて関係を深めていくお話で、全５話＋描き下ろしに加えて、既刊「たどるゆび」（とろけるくちびるのスピン元）の番外編が入ってボリュームたっぷり254ページ。表題作の方は、ある程度展開は予想できるんですが、心情描写が細かく感情移入しやすいのと、盛り上がる場面への持っていき方が上手で、メリハリがあって読み応えもあります。個人的に涼くんのキャラも大好き。仕事もできて格好いいのに、健気で一途で情熱的。涼くんには幸せになってほしいなと思っていたので、最後のハッピーエンドにも大満足です。年下の理久が一回り成長したのも良かった。絵も綺麗でストーリーも安定していてエロも程よく入っていて、もう文句の付けようがないです。このレベルまでくると、単純にキャラが好きか嫌いかという単なるキャラに対する好みのような気が…。ちなみに、最後の方に既刊「たどるゆび」のその後の話が入っていますが、こちらは既刊未読だと何がなんだか分からないと思います。「たどるゆび」では受けのキャラがちょっと女々しいかなと思ったんですが、今回の続編では良い意味で重さが抜けていたかなと思いました。
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