空に響くは竜の歌声
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空に響くは竜の歌声

飯田実樹/ひたき

やっぱりいい!

ネタバレ
2021年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過去に神から罰を受けて身体を竜体と人間の姿のシーフォンという種族に分けられた竜族の人々の住むエルマーン王国。
そのエルマーンの初代王と契約を交わした日本人の守谷家の龍聖とその子孫が異世界のエルマーン王国に嫁いで竜王と共に愛を育んみながら王国を発展させていく物語。
新刊を読んだ時に「ロウワンって前出てきた時にどんなだったっけ?」と戻って父王の巻などを読み返し、1巻からまた読み返しています。
8代目リューセーだけとても悲しいお話ですが、基本的に事件や困難に立ち向かいながらも雰囲気が明るく竜王からの寵愛(溺愛)がすごいので読んでて幸せな気持ちになります。
時系列ではなく、9代目から始まり、10代目のあと初代に飛んだりしてるので少し混乱するかもしれません。
当初の設定と今と変わってるかな?と思う部分もありましたが、新刊の11巻にちゃんと「今後、伝承が正しく伝わらなくなる可能性がある」とあったのできっとそういう事なのでしょう。
特にフェイワンと9代目リューセーのペアが特に好きです。
賢王であり優しい父親でもあるのにリューセー大好きで絶倫なところが堪らない。
情熱的で愛情深く、愛情表現としてのキスや性コウなのが分かるので。
タンレンやシュレイ、ラウシャン達もジンヨンもみんな好き。
似た名前が多いので時々混乱しますがそれも引っくるめて楽しめます。
どのペアから読んでも分かるように書かれていますが、どこから読むのか迷われたら1〜2巻のフェイワンと9代目リューセーのお話がオススメです。
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