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北海道人の心広さを感じる真面目でエロい話
2021年2月9日
初読み作者さんで、BLアワードノミネートだそうです。これも投票期間中に読めなかった。。エロ、攻め、受け部門だそうですが、そうか、物語がかなり真面目なので最初エロ部門だと気づかなかった。。交際相手に結婚されて振られたゲイの塩田が会社を辞めて傷心旅行にでかけた先の北海道で、好青年の明彦に出会い、農業を営む家族にも受け入れられてそのまま移住、同居してしまう物語。冬の雪かき、農家の跡取り問題、農業の効率化にIT導入、ご近所同業者付き合いやお正月の親戚付き合いなどなど、作者さんは地元が北海道だそうで地に足をついた問題を扱っていらして、とても興味深く読みました。真面目だけでなく、もちろんエロ部門ノミネートだけあってエチエロはかなりエロです。同居のご両親にベッド買い替えを提案されてしまうくらい。ものすごく度量が広いご両親ですよね。。塩田への不規則発言もお父さんなりにふたりのことを思っての言葉だし。北海道に住むと心も広くなるのかなーと思いました。北海道には住んだことありませんが、親の出身地なので言葉とか親戚の雰囲気とかなんとなく懐かしかったです。
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