じっくりと響いてくる秀逸な描写





2021年2月11日
初めての作家さん。クーポンにて。ホームシックという言葉にヘブンリーがくっついているタイトルに惹かれて何となく読んだ作品でしたが、めちゃくちゃ良かったです。ビックリ!高校の同級生だった2人が、転勤先のイギリスでの慣れない暮らしで精神的に限界になった時に再会するお話です。
何といっても描写が秀逸で、意図せず流れる涙や必死さ、縋りたい気持ち、人肌を感じて触れている部分が欲しい、などなどすごーく心情が伝わってきて、自分が昔仕事で1番しんどかった時(海外ではないけど)を思い出しました。特に太田が衝動的に動くシーンでは、その執拗さや必死さに太田の思いや熱が痛いほどに伝わって、すごい作家さんだなと思いました。きっかけはホームシックでも、それが二人にとって未来へ繋がる幸せならこんな素敵な事はない。ラスト二人の会話も幸せそうな後ろ姿もとっても良くて、読後感花マル。とても好きなお話でした。タイトルにも納得です!
何といっても描写が秀逸で、意図せず流れる涙や必死さ、縋りたい気持ち、人肌を感じて触れている部分が欲しい、などなどすごーく心情が伝わってきて、自分が昔仕事で1番しんどかった時(海外ではないけど)を思い出しました。特に太田が衝動的に動くシーンでは、その執拗さや必死さに太田の思いや熱が痛いほどに伝わって、すごい作家さんだなと思いました。きっかけはホームシックでも、それが二人にとって未来へ繋がる幸せならこんな素敵な事はない。ラスト二人の会話も幸せそうな後ろ姿もとっても良くて、読後感花マル。とても好きなお話でした。タイトルにも納得です!

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