このレビューはネタバレを含みます▼
仲間に銃を向けた若頭ともみ合い、銃が暴発して若頭を殺してしまった組織犯罪対策部の刑事である氷上。氷上は姪の手術代のために若頭の腹違いの弟のアレクに3億の金とひきかえに刑事を辞めてその身を差し出し、兄と仲のよかったアレクは氷上に道具を使って辱めを与えます。若頭は組長の本妻の息子で若頭の地位を狙ってそれぞれ違う母親の3人の息子と本妻の娘婿が争う形になり、跡目にさほど興味もないアレクも巻き込まれ、アクシデントが続く中でアレクと氷上の関係も徐々に変化していってというお話でした。根っからのネコちゃんのようで女王受けで、はじめは手を拘束しての棒扱いでした。逆パターンが見たかったようにも思いますが、アレクを守り奉仕するしもべパターンのこちらもよかったです。いい感じで終わっていますが、跡目問題の決着はついていないのでこのCPの行く先をもっと読みたいです。
2015年8月。