せつない、せつない、せつなくて、やさしい





2021年2月19日
うわーっ、言葉にしたくないくらいきました。気持ちが凄い押し寄せてきて、切なくて、切なくて、もどかしくて、でも、すごく優しい気持ちになりました。母親に捨てられた思いに囚われて、自由に世界に出ながらも、心は周囲に壁を作り閉じこもっていた至。そんな自分の知らない広い世界に目を向けている至に素直に惹かれて、くっついてまわる明るい北斗。高校生だった2人の出会い。20歳までの約束で恋人になった2人の葛藤、気持ちの変化が、大人へと成長していく様子と共に、丁寧に描かれています。物語も絵も繊細できれいでピュアな2人の想いにピッタリです。迷い子の至が、いつでも帰って来られるように、今日も北斗は輝いて待っています。

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