気まぐれなジャガー【単行本版】
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気まぐれなジャガー【単行本版】

ウノハナ

最高にカッコいいです。

ネタバレ
2021年3月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ウノハナ先生の作品の大ファンです。この作品は 伏線が1巻と2巻に散りばめられていて、それを 巧妙に 3巻と4巻で拾い上げていくっていう 作品構成のハウツーの講座で お手本に挙げられてもいいくらい上出来です。伏線を ちゃんと拾っていってるので、終わっても、ほんとに スッキリします。個人的に、4巻を購入した時点で、1巻から読み返しました。そしたら、もっと ストーリーに集中出来たし、登場人物の表情にも ひとつ ひとつ 感情移入しやすくて、作品に どっぷりつかりました。メインキャラは アラタなんですけど、宗純は アラタに くっついてる猫のような存在です。ほんと、気まぐれ具合が猫のような男性です。でも、アラタが好きで好きで仕方なくって、途中で、好きすぎて、溶けてしまうんじゃないかっておもったくらいです、笑。宗純のアラタを見つけた時 又は 見つめている時のラブビーム光線 発射的な目の表情が ウノハナ先生の技がこもっていると思います。それから アラタが加わったバンドのメンバーも イケメンで良い男たちばっかり。彼らも また 宗純に振り回されるのですが、振り回されても 惚れたら負けって言いますけど、ほんと そうで、彼らも 宗純のギターに惚れて(性格ではないと思います、苦笑)しまいます。圧巻だなって思ったのは、最後のアラタと宗純のギターセッションです。アラタのギターへの思いと宗純のアラタとギターを弾きたいとう強い思いをペッグのメンバーが叶えた形で描写されているのは、アラタと宗純が高校生のころ、自分たちの故郷で置いてきた後悔と夢を しっかりと叶えた形になっていて、ウノハナ先生の伏線の拾い方の凄さに圧倒されました。そして、アラタと宗純のイチャラブは 愛があるからこそ ほんと素敵なメイキング ラブ シーンになっています。ただ ただ 二人が抱き合ったり キスしているシーンでさえ うっとりと見てられます。あとね、宗純は ギターのテクニシャンだけれど、アラタは キスが上手で ベッドの上でも 宗純より ずっと えちえちなテクニシャンだと思います、微笑。
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