恋をするつもりはなかった【電子限定描き下ろし付き】
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恋をするつもりはなかった【電子限定描き下ろし付き】

鈴丸みんた

ちょっと惜しい

ネタバレ
2021年4月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ ガッツリネタバレ含みます!ご注意を!!


よしのさんの美しさと色気が尊すぎた!いくらゲイを隠していても、あんな綺麗な人が30まで童貞で過ごせるわけないと思うけどな。まあそこはマンガの世界。ロウくんが実は前から片思いしてたという設定も良い。モテモテのロウくんが初めて自分から恋をして、必死になりながら何とか告白に漕ぎ着けるというストーリーの流れも萌える。

ただ1つだけ引っ掛かったことがあって、よしのがロウくんに恋をしたきっかけというか、動機付け?が弱かった気がしました。あれでは「素敵な男性だったから好きになった」ようにしか読み取れません。ロウくんじゃなきゃダメというオンリーワン感が乏しい。よしのは初めての夜のあとにもうロウくんを好きになっている。まだロウくんのことをほとんど何も知らないのに。心が動かされるほど熱く口説かれたわけでもないのに。小さなことでいいからもう一押し、よしのが「ロウくんじゃなきゃ」と思った理由が何か欲しかったなぁ。

色々言いましたが全体としてはまずまず良作。買って損をしたとまでは思わないです。でも勧めるほどじゃない。辛口失礼。
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