将棋の意味はない





高校生のプロ棋士が主人公だが、巻が進むにつれて棋士という設定がどんどん意味のないものになってきており、恋愛に狂ったイタイ男子でしかなくなってきている。
なぜプロ棋士という設定にしたのか、正直全く必要性がわからない。
元々は、早くに両親を亡くしたことでとにかく暗い主人公だったのだが、何かその設定も浅いというか、あまり胸を打つものはない。
大して不幸を経験したことのない人が「こんな感じで描けば不幸に見えるでしょ?」みたいな風に、取ってつけた感じしかしなくて。
そして「ハチミツとクローバー」の時も思ったが、この作者さんのギャグセンスが私にはさっぱりわからないので、ギャクシーンは薄ら寒さすら感じる。
ちょっと個性的なキャラの立った人たちを描きたいだけなら「棋士」以外の方が良いのではと思った。

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サダ さん
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