レビューを読んで購入決定!





2021年4月26日
試し読みをしなくても食指を動かされました。作品紹介を見た時にはスルーだったのですが、「泣いた」との皆さんのレビューで、その感動を味わいたくなりました。最初、座敷童子のあずきくんに抱いていたイメージは、儚げなものだったのですが、読んでみると元気なDKのようで、とても新鮮でした。あずきくんの背負ってるモノや幸一朗さんの生い立ちなど、グッと込み上げてくるものはありますが、重くなり過ぎない雰囲気が作品全体を通してあったので、スイスイ読み進められました。あずきくんの幸一朗さんに対するツッコミやツンな感じなどコメディチックなトコもカワイくて。で、私的には幸一朗さんの優しさが何とも尊かったです。あずきくんの霊力を取り戻す為に、唯々あずきくんのために、色々してあげる幸一朗さんに心があたたかくなりました。私利私欲がない姿にほっこり。だからこそ、幸一朗さんがちゃんと自分の望みを認識して、願いを口にすることができた時には良かったぁ~、と。母親に良い子でいることを求められ続けてきたことで、自分のことは後回しになっていた彼が、自分自身の幸せに向き合い、叶えようとする姿に希望が見えました。今回レビューに目を通して「あ、それ私も!」が結構あり、スマホをタップする手が止まる、息を呑む等の感極まった箇所が、全く同じ頁だったりしたのが、面白かったです。私の涙腺事情としては、あずきくんの霊力が高まるまでに、幸一朗さんとの何気ない日々のお話があと2,3話位入っていると、決壊率が高まったかも、です。コマの背景に日本家屋の魅力を、また普段の挨拶の言葉に日本語の奥深さを感じました。ありがとうございます。

いいねしたユーザ4人
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まる さん
(女性/-) 総レビュー数:647件
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:::::::: さん
(-/-) 総レビュー数:656件
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aa さん
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MW さん
(女性/-) 総レビュー数:3162件