レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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不思議な世界観2021年5月11日有名な西田センセ。おじさん同士の恋愛に定評があり、私も何冊も持っていますが、全編通して読んだのはこの作品が初めて。試し読みでギャグめいた内容に惹かれ購入。そのままギャグチックに進むかと思いきや、ド真ん中でまさかのシリアスストーリー!レビューに「西田東上級者向け作品」と記載されていましたが、確かに初心者である私の頭の中は???でいっぱい・・・。唐突な場面転換に理解が追い付かない部分もありましたが、でも1コマ1コマに溢れるギャグは面白かったです。作者さまのキラリと光るセンスに魅せられました。今後もっと読み込んで西田ワールドに精通したいと感じさせられる魅力があり、次は何を読もうか、と楽しく思案中です。
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レビューを読んで購入決定!2021年4月26日試し読みをしなくても食指を動かされました。作品紹介を見た時にはスルーだったのですが、「泣いた」との皆さんのレビューで、その感動を味わいたくなりました。最初、座敷童子のあずきくんに抱いていたイメージは、儚げなものだったのですが、読んでみると元気なDKのようで、とても新鮮でした。あずきくんの背負ってるモノや幸一朗さんの生い立ちなど、グッと込み上げてくるものはありますが、重くなり過ぎない雰囲気が作品全体を通してあったので、スイスイ読み進められました。あずきくんの幸一朗さんに対するツッコミやツンな感じなどコメディチックなトコもカワイくて。で、私的には幸一朗さんの優しさが何とも尊かったです。あずきくんの霊力を取り戻す為に、唯々あずきくんのために、色々してあげる幸一朗さんに心があたたかくなりました。私利私欲がない姿にほっこり。だからこそ、幸一朗さんがちゃんと自分の望みを認識して、願いを口にすることができた時には良かったぁ~、と。母親に良い子でいることを求められ続けてきたことで、自分のことは後回しになっていた彼が、自分自身の幸せに向き合い、叶えようとする姿に希望が見えました。今回レビューに目を通して「あ、それ私も!」が結構あり、スマホをタップする手が止まる、息を呑む等の感極まった箇所が、全く同じ頁だったりしたのが、面白かったです。私の涙腺事情としては、あずきくんの霊力が高まるまでに、幸一朗さんとの何気ない日々のお話があと2,3話位入っていると、決壊率が高まったかも、です。コマの背景に日本家屋の魅力を、また普段の挨拶の言葉に日本語の奥深さを感じました。ありがとうございます。
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作者さまの感性と視点に思わず唸る!2021年2月28日最ノ高で、隅から隅まで面白かったです!主人公がボソッと呟く一言(「VS名前」での「コーン取れないな、これ・・・」や「VS弟の友達」で、東條の挨拶から彼が弟の「親友」だと気づいた時の「ハイ自己申告」とか、めちゃめちゃワロた)や、お話とお話の合間の登場人物のファイルなど一冊丸ごと作者さまのセンスを感じました。笑えるだけでなく、その東條と弟の話では切なさも感じたりして。東條が弟に告白するシーンがなんとも言えず、ぐっときました。東條の嘘つく時の癖を、弟だけが知っているという伏線が、途轍もなく良かったです。きゅんデス。ただこんなにもBLに特化しているお話なのに、ジャンルが女性マンガであるのが口惜しいです。日頃からBL一本槍なので、今まで目にする機会がなかったことが悔やまれます。BLにカテゴライズされない限りは、情報として入ってこないのが残念。モブの主人公は(モブで主人公って!)髪型が独特で(ヘアスタイルが違いすぎるせいか東條同様私も、弟と似てるとは思えなかった)、彼を見ていると緑大好き声優の白○悠○さんがなぜか浮かんで来てました・・・声優と言えば、BL界の帝王である大、大好きな森川さまのことを「リカ」、とこっそり呼んでみたりして(笑)。
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キュンキュン!!エロマンス2020年12月31日どこを切り取っても受けが攻めに愛されてる、幸せラブラフな1冊です!こちらの作者さま、とても画力があるなぁ、と見ていてほぉ~っとなりました。セクシーなキャラにドッキドキ!特にイタしている時の、攻めの体の線は垂涎モノです。人物だけでなく背景もしっかり描き込まれていて、コマ割りも単調なモノではなく、キッチリと魅せてくれています。これぞマンガ!という感じて1頁1頁見応えがありました。丁寧に作られていることに好感が持てます。受けが攻めにメチャメチャ愛されてるとこも、キュンッ!となってとても良かったデス!ありがとうございました。あと数分で新しい年を迎えます。2021年もステキな作品を届けてくださるようお願いします。
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キュンな設定内容2020年11月30日だったので購入しました。CPの一人が奥手だったり、純情だったりするのって、そそりませんか?そういうシチュ、私にはどストライクです!受けが恥ずかしがってる様を見ると、こちらもきゅんきゅんにトキメイてしまいます。興奮のヴォルテージが急上昇!こちらの作者さま、こういうのお得意ですよね。「ただただ好きというだけで」では、メチャメチャ性癖、刺されましたので(笑)。攻めさんが受けさんのコト、とっても思い遣っているのも、萌えポイントの一つ。甘々も大好きなので、攻めの穏和な性格と優しさは好感が持てました。単話版が1冊に纏まったら、そちらも購入しようかと思っています。
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受け攻め逆だった!2020年10月31日下剋上、年下攻めの表記があったのに、表紙の印象や強面な感じからプロデューサーが攻めだと思い込んでいたので意外だった。他にも意外な部分が。またまた表紙から、ADが華奢なイメージだったけど、なんのなんの高身長(足、長っ!)でPと2人並ぶとその身長差に一寸違和感が。だけども、その体格のように大らかにPを包み込むトコがキュン!俺様好きなので、最初はP目線だったけど、ドS過ぎるパワハラな言動に引き、ADの健気さに段々と気持ちを持っていかれた。然り気無くPの手を握って、Pの恐怖感をそっと取り除いてあげていたのが男前で、愛を感じた。どんなにツンケンされても、パタパタと尻尾を振って、スキスキ光線を出しているワンコな攻めは、やっぱイイ~!その長い手足にすっぽりと包まれることで心も癒され、いつしかPの恐怖症も和らぎ・・・そんな優しくて穏やかな年下ADが、えちちの時は絶倫でイケイケなのもまた良き。ただPにはもうチョッと筋肉がほしかった。ドSで受けってだけでもアレなのに、細っ!となてしまった。もう一つ。この頁で(正味33P)240円は、お高めかな。因みに34Pで88円の作品を最近見ました。
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イロイロとブッ飛んでる世界観にヤラれた!2020年10月31日これが『はらだ』ワールドですか?!有名作家さんですが、私は初読みでした。兎に角欲望に真っ正直で、性に対する描写が底抜けに明るい!あれ、エッチなことって、こんなんでいいんだっけ?と、自分の中の概念が転換させられそうな勢いデシタ。恥ずかしさも、インビさも、秘匿さもナシ!スカッとオープン。葛谷が自分達のことを変態って称してたけど、ならばこれぞ、ビバ!変態。お互いがネコになりたいとか(しかもノンケ!)、今まで見たことのない設定内容で、展開が斜め上からなのも魅力でした。恋愛方向に行くかな、と思わせておいてのまさかの性衝動オチ。でも流れは徐々にそっち方面へと動いているのも感じます。クズカスの二人の関係性が小気味良く、遣り取りは無茶苦茶笑えます!ただ私は獅子君も応援してます。非難轟々の彼ですが、不器用な好きが伝わって来ます。だから何をしてもいいと言う訳ではありませんが、彼としてはこれっぽっちも傷つけているという感覚はないんでしょうね。次巻でどうにか変化が表れてほしいです。最後にコスパについて。1話が読み応えがあり、単話版で調べたらなんと、44円の前後編に分かれていて一話分が88円で読めちゃうんです!!100円しないんですよ~。これには驚きました。今時「短っ!」と思っても、200円したりしますもの。良心的~。
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上司への最初の印象は覆らず2020年10月30日自分勝手過ぎる上司への嫌悪感が、どこかで拭い去られることを期待して読み進めましたが、気持ちが回復することはありませんでした。スッキリもスカッともせず、読み終えた後は申し訳ないですが、口直しが欲しかった位です。割引買いでも正直、失敗感は否めません。大抵購入時は、レビュー最後の頁を見てマイナス部分を確認しているのですが、それを怠った結果かな。上司に対して「人としてどうなの?」という意見が多々あったので、読んでたら思い止まっただろうなぁ、と。色々話は盛り込まれていましたが、レビュー大多数の「途中から可愛く思えた」、なんてことはなく萎えっぱなしでした。攻めは逆に良い人で、上司に振り回されてもちゃんと対応しているのが、大人だと思いました。それだけに不釣り合い感があり、余計苛つきましたが。前髪を上げてても下ろしてもシンプルにイケメンな攻めでした。全体的に辛口ですみません。
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なぜにっっ、販売終了?!2020年8月31日読みホで読み、今日の23:59迄ということで慌てて購入致しました。作者さまのファンです。しかも、良い作品なだけにショックです!!受けの美人マスターは、めちゃめちゃセクシーで、年下ワンコは全然駄犬なんかじゃありません。ピュアでとってもまっすぐで、堂々と第三者と対峙するところに凛とした強さを感じまじた。ただ、値段に対して100頁と短かったので、他に何点か入れて頂きたかったなあと思いました。また読み返したくなる感動を、ありがとうございます。
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攻めの心の声がギャグティストで2020年8月21日メッチャくる!!(笑) 作者さまの描きたかったテーマに見事にハマりました。ポーカーフェイスであり乍ら、受けにメロメロなのがイイッ!幼馴染み同士の、無口で涼やかなカッコイイ系の攻めに、ワンコでちょっぴりアホめなかわいい系受けって王道!作者さま同様、両片思いは大好物!レビュー定番フレーズの「カップル成立後のイチャラブがもっと見たい」には書き下ろしでバッチリ対応。買って損なしのまさかの270頁!受けの友人のスピンオフも入って2冊分の読み応えです。本編ではモブ的キャラなのに、外見がカッコイイので気になっていた為、その展開にヤラレました。心情を吐露する場面が伏線になっていて、流石です。本当に美味し過ぎる1冊で、初めてのレビューという記念すべき投稿に、「最高かよ」と何度も思わせてくれた、わくわくが止まらない作品でした。ありがとうございます!