ネオンサイン・アンバー
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ネオンサイン・アンバー

おげれつたなか

やれやれだぜ(棒)

ネタバレ
2021年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ おげれつ先生の御本2冊目を読みました。2015-16年の連載で2017年に単行本化された作品、一冊まるまる表題作です。えー、こちらはですね、クラブが舞台なので仕方ないんですけど、褐色肌口元ピアスでウェーイなギャル男が受けで、ホールスタッフの黒髪が攻めという設定で、最初は「好みじゃないかも」と思ってしまいましたんですよ。
でも、内容はピュアっピュアでした。ギャル男のサヤはマイノリティゆえの悩みや過去のいじめによるトラウマなどの反動っていうか、女の子と遊んで一生懸命に普通であろうとしていたんですね。
そんな健気なサヤがもう可愛くて可愛くて...口元のピアスも段々とエロくみえてきて良きでした。
なので、サヤをひん剥いておきながら拒み傷つけたオガタ(攻め=ゆーすけ)の事は憎かったです。まあ、まあね、仕方ないしリアルな描写なんですけど。オガタも辛いとこなんですけどね。サヤがオガタに1500えんを返したシーンは本当に胸が痛くて、オガタお前なに受け取ってんだよー、バカバカ、そのまま非常階段を転げ落ちてしまえ、と思いました。
途中はとっても切なくて鳩尾が痛いですけど、ハピエンなので安心して読んでください。
描き下ろしでは2人の初エチが堪能できますよ〜。
おげれつ先生、全編にわたり褐色トーンお疲れ様でした!
※レビューのタイトルは作品中で気に入った書き文字です。
オガタのセリフですけど、私はオガタ、お前にやれやれだぜ(棒)
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