25時、赤坂で
」のレビュー

25時、赤坂で

夏野寛子

大好き。(語彙力↓↓)

ネタバレ
2021年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分がレビューを書くという発想さえなかった電子書籍(BL)読み始めの頃に出会った作品で、BLにハマるきっかけとなった作品の一つです。そんなわけで、1巻は特に思い入れがあります。何度でも読み返せる…。
大学の映研で先輩、後輩の関係だった白崎くん(麻水さんがずっと「白崎くん」呼びなのがすごく好き)と麻水さんが、同性愛テーマのドラマでの共演を機に再会するところからお話が始まります。あるきっかけでセ フ レのような関係になった2人の、ドラマの撮影現場と私生活での逢瀬の対比にドキドキ。エチシーンの絵はさらりとしているし、修正や角度で見えないのですが、身体のならめらかな曲線と指、そこに触れているであろう指の描写がとてもエロく感じます。
2巻は、恋人同士になった2人が、映画で再共演するお話。当て馬登場で、麻水さんの嫉妬が垣間見えるのがオイシイ。そして、後に恒例となる「麻水さん断ち」笑。嫉妬だけでなくお預けまで食らってしまう麻水さんが気の毒だけど、ドヤ顔の麻水さんも、「早く動いて」って意地悪言う麻水さんも最高!ほんと大好き!エロい指は相変わらずエロく、濡れた瞳と赤面する描写も大好きです。(語彙力↓↓)
番外編を挟んで、待ちに待った3巻!ですがー…麻水さん推しとしては、麻水さんに同情を禁じ得ない展開涙。白崎くんの気持ちも分かるよ、分かるけど!麻水さん、本気でショックだよー。自分だけ知らないとか、頼ってもらえないとか、寂しすぎる。でもでも、麻水さんはやっぱり大人でかっこいい。1巻の種明かしも無理がなくて良かったです。「そうだったのかー!どうりで上手いこと現れたと思ったよ!」って。三原さん、面倒くさいけどいい人笑。はぁ、麻水さんの「好き」の気持ちが深いなあ。白崎くん、お願いだから麻水さんをもっと大事にしてー!って思っちゃいました。単純に、2人のイチャラブが見たいというのもあります笑。
4巻では2人のラブラブはもちろん、共演も見たいな。あー、そういう意味では、3巻はマンネリ感のない、読み手もヤキモキさせるアクセント巻だったと言えるかも?うん、そう思おう。何だかんだ、脇も含めて大好きな作品です。
無料・セール(6/8まで)みたいなので、未読の方は1・2巻だけでもこの機会にぜひ~。
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