このレビューはネタバレを含みます▼
面白かったです。甘く優しい話。
幼少期の辛い体験からくる悪夢への策は尽き、日々〈眠らない〉で過ごす一紫。偶然聴いた同僚の声が睡魔を呼び、倒れ助けられた事から始まる二人の関係。
同僚モノ。
癒しの低音イケボ和深×眠らない一紫の話。
3000ヘルツの癒しの声の威力◎いいな〜。
和深君の声で悪夢無く安眠出来て健康な朝を知る一紫。
事情を知ってからの素早い行動力は、フラフラで痩せていく一紫を見ていた和深君の愛情ね。不安が消えた夜を〈藍色のビロードのような夜〉と表現した一紫が印象的◎
そこで終わらず父子トラウマへ。パパとの初対面に笑えイケオジ二人加わり、明るい未来を感じる展開素敵でした。
オネエくぅちゃんもいいキャラ。
甘美な表紙と各話の扉絵も素敵で、同じフレームでもメッセージの違いに感激して見入ってしまいました。