このレビューはネタバレを含みます▼
初読み作家さん。好きな話◎
音楽家三人の人柄がとても良く繊細で優しい恋模様面白い◎
ブラコン四宮兄弟(秋広・清春)の異常な過保護と絆の塩梅が良くて、可愛い弟とスランプに陥っている親友律を引き合わせたウザい兄(秋広・世界的ピアニスト)がナイスでした◎
世界的天才ヴァイオリニスト律×潔癖を拗らせている写譜屋清春の話。
両者の背景がとても興味深かった。上手くいかなそうな二人が惹きあい確かな存在になっていく展開が丁寧に描かれているので、引き込まれました。音楽が身体の一部になっている律の感性から出る言葉や清春少年の感性から憧れた律への気持ちなど繊細でとても良かった◎優しくて和む恋愛譚でした〜これは続きを読みたい!!