このレビューはネタバレを含みます▼
少し前のセールにて購入。作者様買いです。
先生の作品は『HELLO』と『10年後にあがった~』を読んでいて、どちらも好きです。
(でもどっちもレビュー書けていないので、また再読して書きたいです。)
こちらは表題作のみ183P。
上京してきた秋田育ちの大学生・悠と、東京で8年ぶりに再会した従兄弟・旗彦のお話。
上京後住むはずだった部屋が事故物件だと分かり怯える悠が旗彦の家に居候させてもらうことになり…。
だけど、子供の頃いつも優しかった旗彦は何だか冷たくて…。
悠の純粋で素朴な性格や秋田弁がとにかく可愛くてキューン!
少し危なっかしいようで、でも芯の強さを持っていて、一途に旗彦を思う姿がとってもいじらしい。
気付かないうちに旗彦の心にも変化が生まれていくのも頷けます。
先生の柔らかい世界観や絵、やっぱり好きだなと改めて思いました。