ネオンサイン・アンバー
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ネオンサイン・アンバー

おげれつたなか

おげれつたなか先生につかまりました

ネタバレ
2021年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 贖罪の気持ちも込めて、おげれつたなか先生の作品を買い込んでおります。新刊も購入させていただきました。
ほんと、自分、バカ。BL初心者のときの感覚を引きずって、ずーっとおげれつ先生避けてたのほんと、バカ。おげれつたなか先生推しのフォローさん方、ありがとうございます。また「読んでみよう」って思わせてくれて、感謝です。
フォローさん推しの「はだける怪物」シリーズで、ズガーン!っと心を打ち抜かれたのですが、今作もとても良かったです。(でも、鼻血苦手は覆らなかった笑)
ノンケとゲイ設定て、いくら日常感を出していても、やっぱりどこかファンタジーな展開だったりするのですが(それは漫画としてアリだと思っています)、サヤが緒方くんに「へんなかお」と言うに至る場面、、、あ、そう、だよ、ね…と私の時も一瞬止まった感じでした。今にもこぼれそうな涙が、あふれそうな感情を必死に押し込めているようで、返って辛い。もう、こっちが泣けます。
もうこれっきりかと思われる冷たい目からの、迷いがにじむ「ばいばい」が切ない。なけなしの勇気を出したであろう緒方くんのうなだれる姿が痛い。心が雑巾しぼりみたいにギューってなります。
でも、でも、緒方くんがちゃんと未練を出せて良かったよー。ほんと良かったー!フォローさんもびっくりな殴り合い。ボクシングかじってる相手に奇勝(ほんと気になる経歴ですね)…な緒方くんに「ゴツッ」って!もー、そこから可愛いと幸せしかない。最後のページから描き下ろしの多幸感が半端ない。すっかりおげれつたなか先生につかまってしまいました(捕獲されてうれしいのが本音)。
新刊は、これまた痛々しいですが、続きが楽しみです。(続きがあるの教えてくださったフォローさん、ありがとうございます。ガッツリ「完結」って書かれてますものね汗)
自分の感覚を否定はしないのですが、感覚ってそのときの状況によっても変わるな~ということは、覚えておこうと思います。
今日はいつもに増して、フォローさん方に感謝あふれる日となっております。重ねてありがとうございます。
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