世田谷シンクロニシティ
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世田谷シンクロニシティ

本郷地下

ちぐはぐさ...数年後の感想追加しました

2021年6月27日
【2025年4月25日】
番外編が発売されて、しばらく読んでいなかった作品振り返り読みました。
数年で自分の感想も随分変わりました。
恋する気持ちや愛する気持ちは多分建前じゃないってことだなぁと。
ほんとのところ性差で恋するとかないよな。
目の前にいる人が男か女か瞬時に判断するじゃない?なぜか。
それがなかったら人単体でみたとしたらたまたま女だったり男だったり。
んで、欲情するのは性癖のようなもんなんじゃないかと思ったり。
いやわからん。やっぱりわからんくなってきた。
確かに恋する気持ちと性欲とは100%イコールじゃないよ。
だからさ。
高史よ。
深町君と言う人と出会えたことはまさにシンクロニシティ様様だよ。
悩んでもいいけど、受け入れていいんだよ。
と、言いたくなった私でした。
【この先過去レビュー】
フォロー、フォロワーさんが続々レビューを上げていて、賛否色々ありまして。
すごく興味がわいて私も読んでみました。
セールでしたし。
うん。やっぱり難しかった(笑)
樋村君は恋するのは女の子、欲情するのは男の子。そっか~気持ちの持って行き所が落ち着かないね~。しかも恋愛は一人でするものではないから求められるし求めたいもの。好きな人に応えられない応えてもらえないって相当ヘビーだわ。そして樋村君は自分はノーマルな人間だと思って生きたのね。普通に結婚して子供も欲しかったんだもんね。でも、作中にも出てくるようにノーマル、普通ってよく出てくる言葉だけどこれは多数決で決められるようなものではないからね。
後半、深町君が言うとおりで自分が自然でいられないカテゴライズを選択することは絶対あってはいけないと思う。
でも、きれいごとじゃないよね。
シンクロニシティ(作中は運命だね)によって樋村君と深町君は救われていきます。お互いに向かい合ってお互いを通して自分を見ろと言うばかりに。
この部分はファンタジーだなって思うけど、内容はリアル感あるんではないでしょうか。
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