馬鹿で愚図は大嫌い
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馬鹿で愚図は大嫌い

湖水きよ

なんかな~今の自分が読みたい話だった。

2021年7月3日
例えば隠れんぼをしてて自分だけ見つけて貰えなかったらどうしますか?自分はいじける拗ねる徹底的に隠れるそれに飽きたら誰にも見つからないように一人でさっさと帰る。(もちろん元気だったらちゃんと皆に合わせにいきますよ!と誤魔化してみる笑)。そういうタイプなもので、受けに共感してしまった。実際受けはスペック高いし凄い人なんだけど、卑屈なところがすごく落ち着く。一緒に遊ぼって言えれば良いのに、言えないで一人でいじけてる。誰か(このお話では幼馴染み)が自分に気付いてくれるのをただ待ってるだけ。そういうところがすごく落ち着く。読んでめんどくさい奴だなって思う方も多いかと思うけど、今の自分はこういう話が読みたかったから出会えて良かった。攻めのどこが良いか分からないっていう意見が多いけどそれも納得。恋は盲目って作中でも出てた通り、ただ、受けにとって攻めは特別で大好きってだけだと思う。ただでさえ卑屈な受けが自分を可哀想がって拗らせてる恋愛の話。すごく良かった。鬱屈した気分の時に読むのがオススメです。すみません、受けを卑屈卑屈言い過ぎたけど、他の方おっしゃる通りかわいい人ですのでご安心を!笑
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