パパ's アサシン。
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パパ's アサシン。

SHOOWA

なんてスリリング!なんて面白い!

ネタバレ
2021年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『同棲ヤンキー赤松セブン』では泣かされ、『イベリコ豚』『三つ巴』で楽しみ、その世界観たるや独特ですが、ハマれば抜け出せなさそうにない面白さです。
今作品はまだ未完で、6年経って3巻目が出ていません(泣)中途半端に完結を読めない作品は敬遠していましたが、今回フォロー様のレビューを見て、読んでみようと思いました。(*いつもお世話になっております。)

いやぁ、良かった!めっちゃ良かったです。完結してませんが…面白い!
スケールでかいエンターテイメントショーです。これは、絶対に続刊諦めたくないヤツだ。

ある任務の最中、小さな子供を託されたダニエル。そのまま我が子のように育てあげ、14年の歳月が流れ…
元気に成長した龍之介は高校生となり、男女交えた3Pなんかしちゃったり。パパ・ダニエルにはそんな事言えないけど、もっと言えない秘密がある。
決して言えない龍之介の秘密の恋。不毛と知りながら、それでも好きだからちょっと切ない。悪気のないふとしたダニエルの言葉に傷ついたり、一人で抱えるには切ないなぁ。
息子の心を知らぬまま、ダニエルはあくまでも父親であり、息子を大切に愛してるんですよね。素敵。
1巻では龍之介の恋にスポットを当て、第三の男が絡んできてハラハラ、ドキドキ。龍之介ーーーっ!
そして、父親の顔としてのダニエル。龍之介の出生に関わる事情を知る別の顔。あぁぁ、何かが起こりそうで心臓バクバク。
面白い予感がして2巻に入れば、ダイハード?ドンパチあり、クーデターやら暗殺やら、もう何この展開。スリリングでワクワクします。
なによりずっと、パパ・ダニエルがカッコいいぃぃぃ。龍之介を守るためなら何でもしそう。
ダニエルが好きで、好きで、たまらない龍之介は、自分の気持ちに蓋をしつつ、何気に甘えるのが可愛くもあり、切なくもある。どうなのダニエルぅ。

若かりし頃のダニエル過去なんかもあって、とにもかくにも二人の無事を祈りたい。
怒涛の2巻ですが、とても楽しいエンターテイメントショーです。
あぁぁぁ~、早く続きをーっ。何とぞ切に願います!3巻あると信じてお待ちしています!
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