明治従属タングステン
」のレビュー

明治従属タングステン

たつもとみお

表紙並べてうっとり

ネタバレ
2021年7月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙に一目惚れです。「異人の助手×年上技師」が読みたい欲に拍車をかけます。そういうのめっちゃ好き!上下巻を定価で購入ってあまりしないのですが、我慢できませんでした。
明治末期…あぁ、その和洋折衷の時代、洋装、和装、ふんどし、靴、草履、織り交ざる生活にときめきを覚えてしまうのは私だけでしょうか。
上巻173ページ、下巻189ページと読み応えもあります。でも、引き込まれてあっという間に読み終えていました。
水力発電事業の技師亮二と亮二に拾われた素性の分からないエドのお話。
水力発電所の建設が進むに合わせて、亮二とエドの出会いや亮二の過去が分かっていく流れも、知りたかったことが知りたいタイミングで明かされるようで、とても読みやすかったです。亮二の「闇が怖い」原因となった中原の登場と意味深な言動…大方の予想はできますが、互いの執着には、エドじゃないけどハラハラしました。上巻ラストの亮二の淡くにじむ微笑みに、「いつか~」と決意するエドが切なく、そして、しびれました。
下巻は、水力発電所建設も佳境で、それに合わせて2人と中原の関係や気持ちにも変化が見られるようになります。中原の元から帰ってきた亮二、修理をしながら互いへの気持ちを伝え合う2人、灯る光…とても良かったです。
そして、上巻から少しずつ熱を帯びる2人の交わり。本で学んで実践するエドにドキドキします…。エドかっこいいよ~。トロける亮二が可愛いよ~。
個人的に眼鏡好きなのですが、エドは眼鏡あってもなくても好きです。この先、目が見えなくなっても~と伝える亮二と、どちらにしても幸せしかないと思うエドの姿に、どうか末永く幸せに…と願わずにいられません。
上下巻ともに収録されている描き下ろしマンガも最高でした。かかかかわいすぎるー!!こういうおまけマンガ大好きです!ありがとうございます!
そして、本を閉じて上下巻両方の表紙を並べて見て、うっとり…。
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