このレビューはネタバレを含みます▼
超好きです。読んで良かった。
舞台は犯罪者を隔離した監獄街、そこで生まれ育った姉弟の少女が主人公。
脱獄便乗の際に赤ん坊の弟と生き別れてしまい、成長し牙を研いで、弟を探すべく自ら地獄へ舞い戻るストーリー。脱獄協力者が戦犯軍人たちだったので、少女めっさ強くなってる。あずみばりの刀剣乱舞。
無法地帯の中で、冤罪課者や戦犯者など犯罪者とも呼べない人達、そこで生まれただけの必死に生きる子供達がドラマを生んでいます。掃き溜めの中の良心たち。
味と迫力のある絵も退廃的な世界観も、主人公が強いので重くなり過ぎないストーリーも、ちょっと切ない雰囲気も、全部好きです。展開スピードも程良い。
子供達と出会う2巻で彩りが出るので、是非そこを読んで欲しい。