このレビューはネタバレを含みます▼
というのでしょうか。「狩猟クラブ」という魔物を狩るカルト教団と吸精鬼のお話です。メインカプはマヌエル(情夫)Χナルコ(吸精鬼)、サブカプはパトリックХオズモンド、サバイバルホラーというかダークファンタジーというか、グロいけれど美しくて想像していたよりも嫌悪感はありませんでした。ただ読み終わってどう受け取ればいいのか、バッドエンドよりのメリバ?マヌエルと鹿の関係やパトリックの魔性の力のあたりも謎なのでスッキリしたい方には向かないかもしれません。それらを含めた後日譚があればいいなと思いました。マヌエルとナルコが共に行動するようになるくだりは闇があって読みごたえがありました。結局1番恐ろしいのは何なんだろうって考えさせられました。
2018年10月 総218ページ 修正は白抜き、真っ白。