僕が君を殺すまで 【電子限定特典付き】
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僕が君を殺すまで 【電子限定特典付き】

柳沢ゆきお

後味の悪さが残るのは

ネタバレ
2021年8月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 余りにも日常にかけ離れた 死刑 という
題材を元に進む話だからなのか、物語に、救いを感じれなかった私の読み後の気持ちの落と所がなくて、
ざわざわするのです。だからといって、読んだ事は一切後悔はありません。手に取れてよかったと思います。ざわざわするけど。。凄く深く難しく何度が読まないと理解出来ない部分もありますが、
一作品としてのストーリーは素晴らしいのだと思います。ゲイ×ヘテロの2人が軸となる話ではありますが、おおよそBL的ではなく、その他2人を取り巻く 影の立役者がいてこその物語。読む人により、どの目線で読むかで
感じる事が違うのかな。
人は、愛により犯罪者にもなり得るし、利己満足のために簡単に殺人を犯してしまう事もある。チケット欲しさに友人を殺害した女子高生。。最後のこれが、1番怖かったかも。
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