このレビューはネタバレを含みます▼
政治家の養父に間違われてマフィアに誘拐された秘書の隆裕(36才)は監キンされ手下のジャック(26才)に見張られます。文字を認識するのが苦手な失語症でちゃんとした教育を受けておらず、マフィアに体よく使われているジャックと過ごすうちに2人に妙な信頼関係が生まれていきます。1巻はアメリカ編、2巻は日本編で隆裕の義父の汚職について検察の捜査が入ったり抱かれることのジレンマやらでジャックと隆裕の関係は揺れていきます。ラストは物足りないと感じられるかもしれませんが、つまづいても立ち上がって歩き出すタフさがあってよかったのではと思いました。サブキャラ達がいい働きをしていました。やっぱ日本って平和だな~なんて思ったりしました。西田先生好きなので星5で。
1巻 2009年1月 総171ページ 2巻 2010年1月 総203ページ 修正=見えない構図、一部アウトライン。