【電子限定特典付】夏のてっぺんに咲く
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【電子限定特典付】夏のてっぺんに咲く

炬太郎

夏休みのてっぺんに咲いた恋の花

ネタバレ
2021年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校2年の天野陽介と綾辺香一は小学生の時からの親友同士ですが、陽介に彼女ができたことから、香一は陽介をとられて嫉妬する自分に気付きます。毎年、明るく行動的な陽介の立てたプランで夏休みを過ごしていた香一ですが、今年は陽介が彼女との予定を優先させるだろうと覚悟していました.ところが、夏休み直前に陽介は彼女にフラれてしまい、香一にデートしようと言ってきたのでした。友達との地元の色んなイベントに加えて、二人だけで東京の水族館に行き、ネカフェに泊まります.その時のハプニングから香一は陽介への想いを改めて自覚します。帰郷すると、陽介は別れた筈の彼女と花火大会に行くと言い出し、香一はついに自分の想いを告白するのでした。
もし恋人同士になれたとしても、親に言えない、友達じゃなくなる、色んな不安もありながら、好きという気持ちに一生懸命向き合うDKらしさと、一つ一つの夏の情景が眩しいです。
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