狐のよすが
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狐のよすが

ミナヅキアキラ

ピー助の可愛さで脳内飽和

2021年8月29日
異種間、義親子、孤独と縁…様々に感じるところはあるのですが…読み返す度にピー助の可愛さに脳内が満たされてしまって…飽和してしまいます。
そして、フォローさん、わたくしのくちびるフェチを知っていてくださって(覚えていてくださって)、感涙です😩えぇ、ひばりのしっとりさを感じる生々しいくちびる、大好きです。2回目のついばむようなキスも大好きです。本当に美しい口元でした。
今回は、ピー助の可愛らしい口元にハートを鷲づかみにされました(鷹だけど…)。16ページのむにっとしたくちびるを指先でつまんでさらにむにむにしたい衝動にかられます(気持ち悪くてすみません)。口元ばかりでなく、あの吸い込まれそうな瞳…捉えられてしまいます。ごはんをねだる姿も、ピィと鳴く声も、何もかもが愛おしい。
その上、温もりまで知ってしまえば、ピー助を守りたくもなるでしょう。九重が蛇皮を見付けてねぐらに急ぐ姿が、それまでの心の葛藤さえ打ち消して、ただ必死にピー助の元に走る姿が、胸を突きます。
成長してからのお話については、フォローしている方々のレビューを読ませていただいて、頷くばかりです。本当に皆さん、洞察が深いです。
ストーリーは、切なさはあれど、よすが(ピー助)の天然さも相まって、楽しく読めました。
同じ姿でなくても、子を成せなくても、例え繋がりがなくても、ただそばにいたい。そばに置いてほしい。同じ種といて感じる幸せや子を成す喜び、繋がりの安堵があると分かっていても、ただ、あなたといたい。そんな純粋な想いが胸に染みます。
それにしても、ミナヅキ先生の半獣姿が素晴らしすぎて…感動しました。
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