例えば雪が融け合うように【コミックシーモア限定版】
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例えば雪が融け合うように【コミックシーモア限定版】

カサイウカ

胸がいっぱいです。この作品に出逢えて…

ネタバレ
2021年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品に出逢えて本当に良かった。レビューで紹介して下さったフォロー様方、心から感謝です。
『例えば雨が降ったなら』の続編。久我と充が「約束」をしたその後の話ですね。
理由はあれど、半年も帰って来ないでただただ待たされていた充の気持ちを考えると、本当に不安だったろうなあと心が痛みますね。だけど、久我が無事帰って来た後の物語の展開はもう愛し合う2人のハッピーエンドまで一直線〜!という感じで、読んでいてとても幸せでした。色々片付けなければいけない、清算す可く過去はありましたが、久我がそばにいれば大丈夫ですね。
久我にとって「別の世界」なんてものは存在していなくて、誰に対しても最初からその人を個人として理解しようとしてくれる、と充が橘に言っているシーンが大好きです。僕もいくつ歳を重ねても、久我の様に思える人間であり続けたいなあ。
作中ところどころ、高校時代の彼らのエピソードや短いシーンを挟んで物語を進めてますが、その効果がまた抜群に良くて、彼らの甘いけど苦い初恋の思い出を更に切なく感じさせますね…(涙) そしてやはり、最後の神社でのシーンは号泣してしまいました。本当に感動的なラストシーンでした。
久我と充が最高に幸せそうで僕も嬉しいです。大好きな作品になりました。
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