屍と花嫁
」のレビュー

屍と花嫁

赤河左岸

対極なタイトル

ネタバレ
2021年9月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幸せなワードなはずの「花嫁」と相反する
「屍」のタイトルに惹かれて。
ネタバレ無しで。
全編通して描かれている蓮の花が、幻想的です。
季節と時間の経過と共に2人の関係とそれぞれの抱えていた秘めたる純粋な相手への想いが徐々に現れ、その紐解き方に 引き込まれました。
恋人、伴侶、兄弟、生きとし者。読み手の捉えて方でどの呼び名でも良し。家と故郷を離れる時の「いきましょう」是非、これから2人て一緒に「生きて」を。
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