ばらの森にいた頃
」のレビュー

ばらの森にいた頃

雲田はるこ

はるこ先生の愛嬌のある画が大好きなんです

2021年9月7日
大好きなはるこ先生の秀逸短編作品集です。表題作+3本の短篇作が収録されています。
表題作は、吸血鬼の物語。これはもう切な過ぎてある意味哀しいんですが、最後は必ず幸せな気持ちになります。"永遠の愛"がもし存在するのなら、こんな2人の様な関係を夢見ますね。彼らの美しい一途な愛の形に涙しました。
他3本『モンテカルロの雨』『ヨシキとタクミ』『Be here to love me』、どの作品もとても面白いしえっちだし、心が満たされます。読後は多幸感でいっぱいでした。
最近は仕事の合間に「休憩休憩〜気分転換〜」と都合の良い言い訳をつくって、はるこ先生原作漫画の『昭和元禄落語心中』アニメ版を1エピソードずつ観てるんですが、も〜素晴らしいとしか言いようがないですね。原作読まれた方、もしくはアニメ版・実写ドラマ観られた方いらっしゃるかな。物語が本当に奥深くて全てが魅力的で、魅入ってしまいます。原作漫画もいずれ読んでみたいと思います。
いいねしたユーザ18人
レビューをシェアしよう!