失恋ジャンキー【単行本版】
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失恋ジャンキー【単行本版】

2人のキャラクター好きです

ネタバレ
2021年9月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 丸々表題作/191ページ。本命の好きな人はノンケで叶わぬ恋をしてる主人公。辛いねぇと同情していたら、試し読みの最後のページで2人でえっちをしだした‼えっ!? なんでどうしてそうなるの!と、購入せざる終えませんでした。あらすじも、レビューも読まずただただあのえっちシーンの真相が気になり購入しました。。

彗太は龍次郎が好きで、しかし龍次郎はノンケなのでそれは叶わぬ恋です。彗太は考えました。告白して一生会えなくなるくらいなら、好きな気持ちを他のノンケを恋することで切り換えようと。その努力の姿が健気で涙(´;ω;`)ウッ…。

【ネタバレあり】
もしかしたら龍次郎と両想いかもと感じ始めた彗太。その矢先用事があるからと、会うのを拒否られた彗太。その夜ショボンとしていたところ、龍次郎を見かけた。声を掛けようとしたら、女性と待ちあわせ優しくしている龍次郎を発見。龍次郎はノンケだと両想いかもと勘違いしてしまった自分が恥ずかしくてもだえる彗太。
ところが!大どんでん返しがおきます!実は龍次郎も彗太のことが好きなんです!それも彗太が意識する前からというのがびっくりしました。高校生から社会人になり、彗太に再会するまでの龍次郎視点からのストーリーもあり、ある意味裏切られました。。2人の悩み悩んだ期間がなんともかわいそうでつらかったですが、彗太に好かれたいがため、ノンケを演じてた龍次郎の根性に感服いたしました。

無事ハッピーエンドとなりますが、始めから2人の関係にハラハラするストーリーでした。彗太中心で書かれてるからわかりにくいですが、龍次郎の彗太に対する愛の方が深いです。番外編はまた気持ちが落ち着いてから購入しようと思います。
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