このレビューはネタバレを含みます▼
「リミッター」を読んで収録作の「放蕩と無頼」がとても良かったので、その前日譚が入っているこの作品も読みたいと思っていました。そこへフォローさんのレビューアップ、これはもう買いでしょう!1組目(表題作)が探偵の三条と依頼人の政木さん。美形スーツ眼鏡の政木さんがなかなかのツンツン具合で私のツボをゴリゴリ押しまくりで、さらに探偵の三条が好みど真ん中ないい男です。お話も良かった~。2組目が大学からの親友同士。パッと見派手さのないカンジがスイッチ入ると男の色気たっぷりなのがこれまた良かった~。そして一生懸命な梅本も可愛い!3組目が、ヤクザのボンと若頭の木島。「1円の男」の恭ちゃんがボンやったんやねー、後で気付いたー。この二人、本当に好き~。この二人の関係性をよく知った上で番外編の方を読むと萌え度がアップするので、順番としては「1円の男」→「リミッター」と読んだ方がいいかもしれませんね。どのキャラもみんな好きだったので大満足な1冊でしたー。