鈍色の華【イラスト入り】
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鈍色の華【イラスト入り】

木原音瀬/ZAKK

はじめを乗り越えるとおもしろいです

ネタバレ
2021年9月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ アメリカ人のエグゼクティブ2人が40代後半とおぼしき白髪頭の平凡な男の性接待を所望する、だと?この導入部分で白旗を上げそうになりましたが、片目とじてもう一方も薄目にして世の中には不思議なことがゴロゴロ転がってるかも、そうだマニアだ、世界中の美味しいもの食いまくって珍味に行っちゃうみたいな、もはや神々の遊び?と暗示をかけて読むとおもしろかったです。その後の展開が狐に化かされたようというか滋味溢れるというか、そうくるかと思いました。アメリカ人のダンとヒューイ(30代後半)、一見ヒューイが優しそうですが、意外にダンが情け深くて2話目はダンのお話。1話目のオジサン鶴谷は出て来なくて27才の佐川にチェンジです。こちらもそんなに痛いお話ではありませんでした。紆余曲折はありますが、読後感はよかったです。両方のお話に続きがほしかったです。2話目の「漆黒の華」には同人誌で続きがあるみたいなんですけど。読みたいな。ヒューイと天王寺って、やはりアレですかね?どなたかそう思うか違うか教えていただきたいです。すぐカップリングするのが癖になっちゃいました...テヘ。
2017年7月 挿し絵あり。
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