たつのおとしご
」のレビュー

たつのおとしご

池玲文

ユーモア満点!和風ファンタジー

2021年9月29日
たつのおとしごと言えば、僕が小学生くらいの時にタツノオトシゴのことを間違って"たつのおとしごろ"と覚えていて、当然の様にそう言っていたら周りの大人たちにガチ爆笑された事がありました。。子供心ながらに、かなり恥ずかしい思いをしたなあ…と、今でも鮮明に覚えています…笑。
そしてこちら池先生のファンタジー作品は、主人公の竜、ツノが小さい頃ある日ととさまと出逢い一緒に暮らすようになるのですが、まさしく"お年頃"を迎えると共に、ととさまと恋に落ちていくという物語です。そう、竜のお年頃…。
相変わらず池先生の奇想天外なファンタジー設定はツッコミどろこ満載で、何度もクスッと笑ってしまいました。そしてやはり池先生の性描写はすごく綺麗でどエロいですね〜(少し物足りなかったけど…)。作風もコメディタッチで展開も面白く、楽しい作品でした!ツノは本当に可愛いし、ととさまはイケオジで、、2人の話もっと読みたいですね〜。
同時収録の(池先生曰く)"隠喩表現"短編作『放課後、透明人間と』も設定が斬新でとても好きな物語でした。切ねえなあ〜。こちらも続きが欲しいですねえ。
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