いろはむらさき
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いろはむらさき

芽玖いろは

江戸文化

ネタバレ
2021年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 吉原の本屋・蔦屋重三郎と絵師・喜多川歌麿の物語です。
どちらも実在した人物で、江戸文化の火付け役。
重三郎が本の企画から出版をてがけるのですが、その本で絵を描いていたのが歌麿です。
つくも神などのファンタジー要素もありますが、大筋は史実に基づいて描かれているようなので、その頃の文化や習慣などが見れて面白かったです。
キャラデザに関しては、イケメンで色っぽい方が読む方も興味を惹かれるので有りかなと思います。
今もそうなのかもしれませんが、流行を作り出す人は凄いなと感心するばかりです。
江戸の文化や浮世絵師に興味のある方はぜひ読まれると良いと思います。
ちなみに…作家さんが好きでBLと思い込み購入した私でも面白く読めました(非BLです)。
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