凛とした女の子におなりなさい





本作を読後、主人公オルガからこの詩を思い起こされました。
実はある小説を購入したくて、かの有名な熱帯雨林を散策している過程で偶然に知った作品でした。なので山本ルンルン先生も初読みでした。どうしても読みたい衝動に駆られて紙で購入。(シーモアさんごめんなさい)
この可愛らしい絵から、これ程まで力強い物語が展開されるとは…。勿論それを期待していたけれど、その予想を遥かに越えて打ち震えました。
貧しさ故、旅のサーカス団に引き取られた少女オルガの物語。20世紀初頭のロシア、そしてサーカス団。作者さんが綿密に調べられたそうで、生温くないストーリーにどんどん引き込まれました。
1巻2話のターニャのくだりで、この作品が間違いない事を確信しました。
そして最終巻の青年の言葉に私の心も晴れ晴れしく歓喜の声を上げていました。
生きる強さ、美しさ。私も凛と生きて行くのだと改めて自分に誓いました。

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