花丸漫画 愛のはなし -恋のはなし2-
」のレビュー

花丸漫画 愛のはなし -恋のはなし2-

斑目ヒロ

何度でも出会いたい

2021年10月7日
この余韻。なかなか出会えませんよね。しかもこの短さで、です。
フォロー様方のレビューでいつも素敵な作品に出会えて感謝です。
ちひろの寂しさ狡さ、純粋さ。
律の苦しさ素直さ。どちらも胸が苦しくなるのに、ああ、この終わり方ですよ!
良い意味で心抉られます。
『恋のはなし』、『愛のはなし』を通じて言えるのは、ここに(男同士の)という枕詞が不要だということ。
自分にもあったかもしれない感情、自分でもおかしてしまったかもしれない裏切り、自分でも振り切れなかったかもしれないあの頃の想い。
人の話ではなく何故か自分のこととして切り込まれる作品です。
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