ページを開けば別世界





2021年10月15日
読み放題、ようすけ先生。
編集者・九鬼奇句子が狂言回しとなりグリム童話に基づいた怪奇なストーリーが語られます。
まぁまぁ、兎に角面白い。
グリム童話からどう料理するのかな…とワクワクして読みました。基になるお話から大きく逸れること無く、しかしながら独自性がしっかり出ています。先の読めない展開、結末。どんどんページをめくってしまいます。
お話自体が怖いというより、人間という生き物の怖さという印象です。
グリム童話初版にしか掲載されていなかったお話もあります。ご存知ないお話は巻末のあらすじか、WEBで検索するとすぐ見つかると思うので、原作を捉えてから本作を読まれることをオススメします。知っていてこそのワクワクゾクゾク感、そうきたか!と作品の凄みを味わえると思います。
秋の夜長にぴったりな1冊。
またまた、お茶目なあとがきが良いです。
文句なしの傑作!
編集者・九鬼奇句子が狂言回しとなりグリム童話に基づいた怪奇なストーリーが語られます。
まぁまぁ、兎に角面白い。
グリム童話からどう料理するのかな…とワクワクして読みました。基になるお話から大きく逸れること無く、しかしながら独自性がしっかり出ています。先の読めない展開、結末。どんどんページをめくってしまいます。
お話自体が怖いというより、人間という生き物の怖さという印象です。
グリム童話初版にしか掲載されていなかったお話もあります。ご存知ないお話は巻末のあらすじか、WEBで検索するとすぐ見つかると思うので、原作を捉えてから本作を読まれることをオススメします。知っていてこそのワクワクゾクゾク感、そうきたか!と作品の凄みを味わえると思います。
秋の夜長にぴったりな1冊。
またまた、お茶目なあとがきが良いです。
文句なしの傑作!

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