殺し愛
」のレビュー

殺し愛

Fe

読む手が止まらない

2021年10月21日
とても少女ジャンルとは思えません。
ドラマチックなサスペンス要素がしっかりあって、バイオレンスアクション忙しなくて、ラブはごくごく薄め…というよりそこでイジるコメディ寄り。
主役カップルの距離感あるも因縁めいた関係性に、一時停止しようにもブレーキ利かず次々いっちゃいます。1冊ずつ、結果全買い(汗)。
過去編で靄が掛かってた部分が見えてくるとギアも上がる。読み進むほど評価が上がっていきました。そこまで読まずしての評価は早まっていると思う。
幕間やおまけでは特に色々イジってきます。人死にまくりストーリーの中でも笑いを忘れない点で、軽い口当たりでサクッと読めた気がする。そして3×3八雲くん以来の、糸目の魅力を再⭐︎認識。リャンハに下野紘はピッタリ過ぎてつらい (祝アニメ化)。
追記。新しいオッサンが登場すると “誰も得をしない” と書かれてますが、オッサンのバリエに喜ぶ読者もここに居ますよ…と言いたい。
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