坊主と蜘蛛
」のレビュー

坊主と蜘蛛

ハジ

手足が8本もあっていろいろできます(笑)

ネタバレ
2021年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。作者様の作品はファンタジーの世界観がバッチリ作りこんであるから、読むのがとっても楽しいです。こちらの作品は一昔前の妖怪がひしめき合う世界。そこに生きる僧侶と、それに取りつく蜘蛛の妖怪の愛が描かれています。蜘蛛の妖怪のジンが僧侶の宗玄に懐いて、もうベタぼれですね。そして、いっぱいある手足と蜘蛛の糸を駆使して愛しまくります。これが結構エロいんです。後程、タコ男も登場するんですが、こちらも8本足。こういう人外が苦手という方でなければ、お楽しみいただける作品だと思いますよ~。描き下ろしで現代の彼らの様子もうかがえて、良かったです。妙に現代に馴染んでいるのがなんとも笑える~。
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