愚か者のあいの唄
」のレビュー

愚か者のあいの唄

じゃのめ

しびれる

ネタバレ
2021年10月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ じゃのめ先生の描き方と癖のあるキャラにハマってます。×バンド、めっちゃ相性よくて、読み応えも抜群でした。生い立ちからロックで空っぽな富蔵と富蔵を拾ってきた八千代はそっち側とこっち側で線を引き、憧れと嫉妬を抱えている。雨のシーン、ハラハラしてすごく良かった。ふたりを後ろから見守るリズム隊も味がある。ロックバンドを題材に自分が定まっていない富蔵が唯一譲れないものがあることに気づいた時、八千代の葛藤などストーリーもロックで絵もお洒落でかっこよかった。おすすめです。
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