異世界の沙汰は社畜次第
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異世界の沙汰は社畜次第

采和輝/八月八/大橋キッカ

社畜くんと騎士団長の攻防がたまらなく良い

ネタバレ
2021年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 社畜で検索かけたことのある自分にとっては、社畜ものもーつのジャンルな訳です(ちなみに検索かけたら126件でした。検索かけるタイミングは仕事に煮詰まったときですw)。で、社畜もので異世界ものってどんなの?と思って読んでみたら、これがおもしろーい!何が面白いって、日本人の近藤誠一郎くんが、異世界に巻き込まれ召喚されながらも、経理スキルで王宮で注目され、大活躍しちゃう?という社畜が全く揶揄されず活躍する姿や、前向きなマインドにこちらも励まされて「くっ、召されて良かったな、頑張る者が報われてるぞ、誠一郎!」とジーン…と同類だけにもう感情移入しまくり。客観的に読めない。これだけでも、社畜ジャンルの中で出色の作品なのに、魔法が使える騎士団長アレシュと、え、まさか?のびーえる的展開…に?仕事スキル高いのに恋愛スキル低いのは社畜あるあるで、案の定誠一郎くんも事態がよく飲みこめていないようだけど、これは目が離せない展開になってきた…。私はアレシュ様の半裸が拝めた時点で次巻購入を決意しました!アレシュ様カッコいいです!面白そう、と思ったならきっと買って損はないです。おすすめです!

☆☆☆3巻読みました☆☆☆3巻はタイトルが伏線だったかのような展開に。物語の核となる聖女召喚計画の原因の対策に向け邁進する誠一郎の社畜魂が宰相をも動かす。国策に関わる大出世に興奮…。ラブ方面では、アレシュ様が誠一郎に名前を呼ばせたり、お世話だけでなくヤキモチを妬いちゃったりして、はーん、そろそろ誠一郎くんも絆される頃かな、と思っていたら…あれ?治療法に快楽堕ちはなしなのか?BLあるあるが通用しない異色展開が面白い。まさに「異世界の沙汰」は「社畜次第」!アレシュ様の無自覚なクソでか感情と誠一郎の仕事第一マインドのギャップが、他作品にない面白さを生んでいるのも最高に萌える。こんなに社畜が報われる漫画ってあっただろうか?ホント感無量。
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